寒い季節、結露が気になりませんか?
日常で良く使われる「湿度」は、「相対湿度」の事です。
相対湿度は下記の式で示されます。
 
相対湿度(%)=空気中の水蒸気量(g)÷空気が含むことの出来る水蒸気量(g)
空気が含むことの出来なくなった水蒸気は水に変わります。
 この現象が結露です。

空気が暖かくなれば相対湿度は下がり、冷たくなれば、相対湿度は上がります。
空気は温度が低いと少しの水蒸気しか含む事が出来ませんが、
温度が高くなるに従い、多くの水蒸気量を含むことが出来ます。
一立方メートルの空気がどれだけの量の水蒸気を含むことが出来るのかを
示したグラフがあります。(飽和水蒸気曲線)・・・ここでは表示しません。

 一立方メートルの空気に水蒸気量が14g有ったとすれば、
25℃の時は飽和水蒸気量を飽和水蒸気曲線で調べると23gです。
相対湿度は
14g÷23g=60%になります。

上の条件と同じように
空気中の水蒸気量が同じで15℃に温度が下がれば、15℃の時の
飽和水蒸気量は13gです。相対湿度は次の計算で求めることができます。
14g÷13g=106%になります。

空気に含まれることができなくなった水蒸気が水に変わります。
空気が入れ変わらない状態では、温度が下がれば、相対湿度は上昇し、
やがて結露を起こします。
相対湿度は気温が下がる明け方が最も高くなり、室内での結露がおきやすくなります

さて、みなさん、家の中に洗濯物を干している。
観賞用水槽が置いてある(いつの間にか、びっくりするほど水が減りますよね)
寒いので、ついつい換気を怠っている。
加湿器をかけている。
観葉植物がたくさん置いてある。
燃焼系の暖房器具を使っている・・・などなど
・・
水蒸気をつくるものはたくさんあります。
結露の原因は、温度差による湿度(水分)の行き場所です。
結露で困っている方は、これらの原因を改善できたらいいですね。
暖かい部屋で過ごしていても、暖房をやめたら換気をする。
ちょっとしたことで結露は少なくできます。
家中の温度差の少ない『エアサイクルの家』は、一般的普通に生活すれば、    
この結露の問題が起こりません。
近隣の方で、詳しく知りたい方は、住所、氏名、ご意見など
こちらまで→ eiwa@hotmail.co.jp    ご連絡ください。
『エアサイクルの家』のパンフレットをお送りいたします。
 
                                      
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